C-HR血風録
バンド活動が減ったため記事にする事も
なかったのですが、DIY整備ネタとして
溜まっていたのでここで上げちゃいます。
個人的にはクルマ整備にこんなに時間を
割ける様になったのは大きな変化でした。
"演活"途切れるちょっと前
◉キーシリンダー総取り替え
我が家に嫁いできた際エンジン掛ける
キーだけ別鍵なので非常に不便でした。
たまたま同型キーアッセンのヤフオク
出品者が掛川市におられて直接購入。
イグニションと全ドアと合わせて5箇所
1日掛けて総取り替え。戸袋に落ちた
ネジ拾うのに手を突っ込み血だらけに
なったりしながら何とかコンプリート。
これでキー1本の快適運用。
この型イグニション接点劣化はよくある
症状らしく、キー2本化された中古車が
散見されるようです。
◉LED H4バルブ
F1レッドブルホンダのフェルスタッペンが
優勝したのを記念し、Amazonにて取り寄せ
ました。それにしても汎用LEDバルブ業界の
進化がものすごい。
ファン内臓式ヒートシンク一体型で明るさは
ほぼ倍増。カットラインも出ておりレンズの
相性によっては車検も通りそう。本体尻側は
出っ張りがなくナセル裏側にスペース乏しい
キャブオーバー型(軽トラ.ハイエースタイプ)
でも換装が可能です。
左右の差!
◉エアコン30分で止まる
最大の難関がこれでした。ドレン菅の
詰まり改善、エバポ掃除、リレー交換
なにをやってもダメ。
スイッチオンでコンデンサとブロワ共に
ファン駆動し、アイドルアップ、CPマグ
クラッチ制御電源迄は正常に供給されて
いるのにコンプレッサー本体だけ途中で
止まってしまう事をようやく突き止めた。
で、半分捨身の覚悟で自力でバラし
なんとか修理(てか対策)しました。
原因はコレ!
マグネットクラッチの隙間調整用シム。
アーマチュア(電磁石で吸い付く円盤)奥に
挿入され、これを取り外して再度組み立て
試運転。少なくとも30分程度でクラッチが
外れてしまう事はなくなりました。因みに
厚さを測ると0.5mm。
普通はシムが複数枚入っており経年で隙間が
広がって動作しなくなると、この枚数を減らし
すき間を調整する仕組みらしい。わがC-HRは
どういう訳か1枚しか入ってなかった。
実は事前にいくつか電装屋にこの症状を話し
シム調整のことも含めて掛け合いましたが、
おおむね嫌な顔をされました。コレひょっと
して業界奥の手の修理手法かもしれません。
この後冷媒量を適正化するためにネットで
市内最安値を探し、とあるガススタンドを
訪れてガスクリーニングを実施しました。
法枝の牧野石油さん。ココいいわ!
店長さん、トライアルの人でちょっとした
ご縁ができた。機会あればまた紹介します。
→こちら
工程としてはガス抜いて真空引きで漏れ
チェック。抜いたガスのクリーニングは
おそらく除湿だと思う。抜いたガス量と
手引書記載の規定量との差引き分を補充。
ちなみに基本料金には新品オイル1本と
134aガス1缶ぶん込みです。自分の時は
ガス2本入れました。
これで始動時の冷えも良くなり、
途中止まる事もなくなりました。
その後順調に稼働していますが、そもそも
CP始め膨張弁リキタンやフレアジョイント
冷凍サイクル全体の経年劣化は間違いなく
今後も注意が必要です。
◉サイドストライプの貼り替え
てか、もうディスコンとみなし
適当に自作で誤魔化しました。
■ その他あるある
◉エアベントカットソレノイドバルブ
ある朝通勤時、突然エンスト気味に。
エアクリーナー外して症状が収まれば
この部品頼んで交換すれば直ります。
キャブ外し畏怖で交換お願いしました。
◉ヘッドライトアジャスター
これはヘッドライトナセルから
外して中身を分解した様子。
光軸を調整する部品ですがこいつが壊れて
車検を通せない。交換部品も結構高いです。
ネット参考にネジとワッシャー購入し加工、
上手く動かすように改造。13回目の車検は
パスすることができました。
◉内装の近代化
納車時は左側。そんなに悪くないのだが
どうにも
"死んだじいちゃんの形見"的な
ムードが漂っていましたので、少しずつ
昭和ハッスルの感性駆使しモディファイ
していきました。
まだいくつかありますが、面白い内容は
こんなところ。トラブル発生からの原因
探求、修理方法を調べ可能であればDIY。
その都度何とか安価に応えてくれるので
そこそこ愛着も出てまいりました。
トラブルの傾向がおおまかに絞れており
そういう所は経年車の特権でもあるので
あるあるのツボを押さえるようにすれば
まだしばらく何とかなりそうかな…⁈
もう少し頑張ってもらうことにします。
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