続 ・八神純子のピアノ(YAMAHA CP80)

先日プレ葉のライブの告知で
紹介しました
電気ピアノのCP-80シリーズ


続 ・八神純子のピアノ(YAMAHA CP80)



動画で資料がいくつか
ありましたので拾って
編集してみました。

※最後に埋め込んであります。
↓こちらからでも

http://youtu.be/AJQc41p3e50


①松岡直也&ウィシング
ライブ演奏Noche Corriendoのピアノソロ


この方、時期やバンドによってKORGや
カーツウェル、テクニクスなど脈略なく
機材を使い分けましたが、ヤマハのCPも
弾いておりました。強く弾いたときの鳴り
「ぶちゅ〜ん」という感じがお判り
頂けるとおもいます。


ドラムはポン太さんですな



②初期の八神さん

「思い出は美しすぎて」の
CP独奏がありました。




以上ふたつでなんとなく音の雰囲気が
掴んで頂けると思います。明らかに
アコースティックピアノとは異質の
音色という感じですね。


この 電気CP
色々調べると音を鳴らす弦について
下からF#-1までは1音につき弦1本、
以降は1音につき2本なんだそうです。
通常のピアノよりそれぞれ一本少ない。



ヤマハのHPの製品情報の生産終了品の
項目にフツーに紹介されてました。




特徴として「周到なフィードバックと
ハウリング対策」とあります。これは
ひょっとすると響板(音量を増幅、音色
艶を出す板)がない可能性があります。

まあグランドピアノにマイク立てて
辛いPAするよりはマシでしょうが
それでもこれだけ図体があると
アンプやPAで大音量でならした時に
ワーンと回りそうな気はします。

こういった処がCPサウンドの味
になっているのだと思われます。

こんなにピアノとは音が違うにも関わらず
これでも80年代には画期的な出来事で
バンド用ステージピアノがとうとう
現れたと、こぞってミュージシャンが
使っておりました。

動画を見つけられませんでしたが
オフコースの小田和正もよくライブで
弾いている写真が出ておりました。

続 ・八神純子のピアノ(YAMAHA CP80)

この頃の代表作「さよなら」のイントロ
なんかも明らかにCPの音がします。
立派なグランドピアノがある筈の
スタジオ録りなのにも関わらず
このサウンドがよかったのでしょう。




③いまの八神さん。




被災地のライブを重ねたことをきっかけに
活動を本格的に再開するようになった
ようです。その中の「約束」から。

これ、弾いているのは確かに往時の
CPですが音は聴感あきらかに生の
グランドピアノの音です。

電気CPのバリエーションの中にも
いくつか種類があり後期にはMIDI
(出力のみ)を装備したモデルも
販売されました。

これはおそらくCPをトリガーとして
外部のデジタル音源で生ピアノ音を
再生させているものと思われます。

映像用巨大鍵盤オブジェという感じかな





それぞれ以下、
こちら動画をご覧ください





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