1987年に公開された「王立宇宙軍
オネアミスの翼」というアニメ映画
バンダイが創立何周年記念で制作した
もので、製作陣に新進気鋭の若手を
立て、大いに話題になりました。音楽
担当がラストエンペラーでYMOの枠
から世界に足を踏み出したばかりの
坂本龍一。
絵は素晴らしいがストーリー構成が微妙
という日本アニメによくみられる印象で、
その莫大な制作費用を興行収入で補えず
後々苦労された様です。ただ企画と作画
含めた作り込み、挿入曲は非常に優れた
もので、そこはよくあるアニメ映画とは
一線を画すものでした。
自分も音楽監修が坂本龍一というところ
から入ったクチですが、大いにハマった
ものです。
画像は主人公が飛行訓練で戦闘機に搭乗し
上空翔るところで個人的に1番好きな場面。
ここのシーンのバック、テーマをピアノで
クラシックアレンジした挿入曲が特に好評
なのですが、当の坂本龍一がお気に召さず
映画サントラ版に収録されなかったという
逸話があります。
ところが時間が経ち作品が再評価されると
これを聞きコピして打込みで作ってしまう
人が現れて感心するいっぽうで、こんどは
自分がそれを聴いてカバーに勤しんだのが
頂度自身のバンド活動転機であった5年前。
それからしばらく弾いてませんが、追悼の
意を込めて復習してみようと思います。
ご冥福をお祈りします。
千のナイフ、しばらく聞いていないけど今夜は聞こうかな。。。
はままつフルーツパーク時之栖さま
”ありゃりゃこりゃりゃ”ですねーww
教授本人はこの映画に携わった事を
あまりよく思ってなかったようです。
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